2008 勝養祭
テーマ「笑顔ふくらむ みんなのこころ」

   

今年の勝養祭は11月22日(土)に行われました。当日の様子をダイジェストでお伝えします。

勝養祭児童生徒実行委員会企画「名人芸大会」
勝養祭の前日、11月21日(金)に行われました。今回の「名人芸大会」には過去最高の18組がエントリーしました。友達や先生と一緒に趣向を凝らした発表を披露し、大いに会場を沸かせました。
グループ名「こなきじじい」 グループ名「4ー1オールスターズ」
グループ名「letters」 グループ名「リアルな‥‥‥」
グループ名「伝統の一戦」 グループ名「Strong Feeling」
グループ名「レディース&ジェントルマン」 グループ名「ひとり★」

小学部学習発表「ロケットで行こう〜ほしのなかまたち〜」

○発表のあらすじ
小学部の学習発表ではみんなで宇宙旅行に出かけます。
まずは、3組のみんなでロケット作り!宇宙の旅には、どんな物を持って行こうかな?たくさんの荷物を積んでロケットが出発します。出発したロケットは、様々な星を通過します。今度は、1組のみんながいろいろな星座を紹介してくれます。宇宙にはどんな星があるのでしょうか。そして、ロケットはオバケ星に到着しました。2組のみんながオバケに扮装し、オバケ電車に乗って出かけます。最後は、小学部全員でテーマソングを元気に歌いました。
オープニングには、1年生が登場。発表の開始をかわいらしく教えてくれました。

「おもちゃを宇宙に持っていこう」 「いよいよ出発。どきどきするね」
3、2、1、発射、Go!」 1組のみんなが星座を紹介しました
「オリオン座が一番輝いて見える星座だよ」 「わたしもカボチャお化けよ」
「ぼくは雪だるまだよ」 スノー駅は寒くて咳がたくさん出ます

中学部創作劇「夢を追った軌跡 〜オリンピックにかけた青春〜」

○劇のあらすじ
とある球場で野球の練習をしている選手たち。ところが、けんかが始まってしまいます。しかもその選手たちは練習嫌い…。そんな様子を見に来ていた応援団は彼らを見放してしまいます。選手たちは、いろいろな場面で大切なことに気がついていきます。“オリンピック”を目指して成長していく選手たちの物語でした。脚本は推進委員が中心となって制作。いろいろなアイデアが盛り込まれ、劇のタイトルも生徒たちが考えました。中学部18人全員が、心を一つにしてがんばりました。

劇のオープニング 「やったー、上がった」
バレーの練習はチームワークが大事。 劇を通してみんなが心をひとつにしました。
高等部「演奏〜Hey Jude♪他〜」

オープニングは2組のハンドベルの演奏。モーツァルト作曲「AVE VERUM」を演奏した。おごそかで美しいベルの響きが印象的でした。
「風になりたい」のサンバリズムにのって、高等部全員がのりのりで楽器を演奏しました。愉快なダンスタイムに会場から大きな拍手をいただきました。
1組がビートルズの「Hey Jude」に挑戦しました。ハーモニーの美しさ、みんなでの演奏は大いに盛り上がりました。
最後に高等部全員で「世界が一つになるため」を歌い発表をしめくくりました。

演奏「風になりたい」の場面から 演奏「風になりたい」の場面から
サンバ隊の愉快なダンスが演奏を盛り上げました 歌「世界が一つになるために」の場面から
勝養祭の校内の様子
校内展示では児童生徒の学習成果が分かるように工夫されていました。委員会活動や作業学習の様子も紹介しました。
小学部「きらきら☆ぴかぴか わたしたちの作品展」の様子
中学部「癒しの空間 かつひらミュージアム」の様子
高等部「秋深まり、実りと芸術の展覧会」の様子
松の市
中学部と高等部の生徒が作業学習の時間に作った小物や野菜を販売しました
中学部の松の市の様子 高等部の松の市の様子


「勝養祭を終えて」
 
 勝養祭児童生徒実行委員会 実行委員長 高等部3年 山田雄介

 「今年ももう少しで勝養祭か」そんな気持ちで実行委員会の準備や発表練習に取り組んできましたが、あっという間に今年の勝養祭が終わってしまいました。今、素直に「楽しかった」の一言しか出てきません。僕にとって今年の勝養祭を3年間で一番の思い出にすることができました。
 僕は今まで勝平養護学校で3回の勝養祭を経験してきましたが、今回は高等部3年生という学年、実行委員長という立場になり、勝養祭に対する気持ちの入り方が今までとは全く違うことを感じていました。そして、仕事をしていく中で実行委員長の役割の重要さや大変さを学ぶことができました。
 「実行委員長をやって良かった」と心から思ったのは、勝養祭に来ていただいたお客様から温かい拍手や「あいさつ、良かったよ」などと声をかけていただいたことです。このお客様の拍手は全校のみんなのがんばりに対しておくられたのだと思います。本当に本当に嬉しかったです。本当にありがとうございました。
 来年も後輩達が素晴らしい勝養祭を作ってくれると思います。是非お越しください。心よりお待ちしております。